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2008.03.05
社会 [東日ニュース]News&Topics

東三河初の文化紹介ブック

東日新聞
新年度から拠点校5校に配布される日本、ブラジル文化紹介ブック(写真は中部小学校で)
 豊川市は多文化共生事業の一環として、新年度から外国人教育の拠点校にされている桜木、中部、御油、千両、代田の5小学校の全児童らに、日本語とポルトガル語を併記した文化紹介ブック「み〜んな友だち!Todas Somos Amigos!」を配布する。日本人とブラジル人がお互いに関心を持ち、それぞれの文化や習慣を理解し、尊重し合えることを目的としており、国際理解教育の一環となることを願う。文化紹介ブックが配布されるのは東三河地域で初めてとなる。

 豊川市の外国人登録者数は約6000人。その約6割に当たる約3700人がブラジル国籍。今年度行った外国籍市民を対象にしたアンケート調査で「日本と母国(ブラジル)の文化の相違を学ぶ冊子を期待する」との意見を反映した。

 文化紹介ブックは、A4縦24ページで、両国の大きさや位置、学校の仕組みや食べ物、遊び、祭り、スポーツなど、身近なトピックを織り交ぜながら相違点や共通点、類似点を写真やイラストを使って分かりやすく説明した。

 一例を挙げると、学校に関する記述で、ブラジルはほとんどの小学校で制服があるが、そのほかの規則はあまりなく、アクセサリーや口紅などおしゃれを楽しむ、と紹介され、日本とはまったく異なる習慣であることが分かる。

 豊川市の外国人教育拠点校5校では、約100人の外国籍児童が学んでおり、そのうち90人がブラジル人。文化紹介ブックは5校の全校児童約2600人と、担任などに配布される。

 今年はブラジル移民100周年。市側は「子どもたちはもちろん、家にもって帰って親とともに両国について話し合うきっかけになってほしい」と語っている。


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