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名鉄蒲郡線廃止への伏線か |
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モータリゼーション発達の影響で長期にわたって利用客が減少し、収益が大幅に悪化したとして存廃問題が浮上している名鉄蒲郡線。6月29日のダイヤ改正で、廃止を視野に入れたとみられるいくつかの動きが明らかになった。
動きの第1は、これまで蒲郡駅と西尾駅間で運行していた区間を、蒲郡駅と、途中の吉良吉田駅(吉良町)との折り返し運転になったこと。廃止を指摘されている区間と一致する。
また、この区間は、同様に廃線がうわさされている広見線(岐阜県)とともに前払い方式のカードシステム「トランパス」対応の路線からもはずされた。システムは他社の主要路線とも共通で、自社路線でありながらはずすのは、廃止が既成事実化しているとも受け取られている。
そのため、西尾市や名古屋市方面に行く乗客は途中の吉良吉田駅で乗り換えなければならず、自動改札機に乗車券や定期券を入れてから改札口を通り、通路を隔てた別のホームへ移動しなければならない。
さらに、幡豆町内の駅からの乗客がトランパスを利用する場合は、乗車駅証明書が必要になったり、吉良吉田駅で下車駅を申告するなどの手間もかかるという。
名鉄と沿線市町(蒲郡、西尾、幡豆、吉良)でつくる対策協議会では現在、名鉄側から投げかけられた都市交通体系としての位置付けについて話し合っているが、沿線側として意見が一本化していないのが実情で、各市町による温度差が大きい。
名鉄は「企業努力の限界を逸脱している」との見解を変えておらず、収益改善に結びつく際立った手立てが見つからない場合は、このまま押し切られる恐れも出てきた。
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