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二川宿の景観に基準 |
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豊橋市は28日、「二川宿景観形成地区整備計画」を策定し、公表した。二川宿本陣はじめ旧商家の駒屋など、歴史的建造物が立ち並ぶ旧東海道沿いのまち並みを持続・発展させようという狙いで、まち並みの連続性を損なわないよう、道路沿いに建てる建物は切り妻屋根で、2階建てまでとし、空き地や駐車場にする場合、門や塀を設けることなどをルール化した。
同市は93年以来、まちづくりの指針となる景観形成地区として、駅前大通など市中心部(街)7カ所を指定し、整備計画づくりを進めてきたが、今回のように郊外で、歴史的建造物のあるまち並みを対象とするのは初めて。
二川地区が、早くから人にやさしいまちづくりなどに取り組み、06年春以降、宿場町東端に当たる二川町字東町の住民が集まって、まち並み景観について本格的に勉強会(月1回)を始め、翌07年7月、街道沿いの中町、新橋町とともに住民組織「二川宿まちづくり会」(山本剛生会長)を設立した。
市は、同会の活動区域をまちづくり景観条例に基づく、まちづくり景観形成地区に指定(旧宿場町の東側半分で、道路延長1373メートル)。豊橋技科大の大貝彰教授グループらの支援のもと、昨年9月に、住民同士の約束事である「二川宿まちづくり協定」を締結し、ルール化を図った。
ルールは、まち並み景観形成の基準として建物などの「連続性」を強調。道路沿いを空き地などにしておく場合、門や塀を設けて連続性を確保するように求め、建物の高さや壁面仕様などについても基準を設けた。
また歴史的な建築物として、木造の平屋、もしくは(中)2階建て、屋根は切り妻の日本瓦ぶき、さらに屋根のこう配などについても一定の基準を設けた。
それらを1冊にまとめた整備計画は、旧東海道の宿場町として栄えた歴史性を明記の上、「歴史的な建造物と新たな建物が美しく調和したまち並み」を目標イメージとして掲げ、合成イメージ図などを使って、基準を分かりやすく紹介している。
1500部印刷し、地権者ら関係者150世帯に全戸配付するほか、建築業者らにも配布し、趣旨の徹底化を図っていく。
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