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軌道敷緑化へ研究会立ち上げ |
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豊橋鉄道が経営する路面電車(市電)に昨年12月、全面低床式バリアフリー電車T1000形(愛称ほっトラム)が導入されたのに続き、線路敷に芝生を張る軌道敷緑化事業が注目され始めた。鹿児島市交通局がすでに実施して一定の効果を挙げていることなどから、豊鉄と愛知県、豊橋市の3者で「豊橋市路面電車走行環境研究会」を設置し、協議を始めた。
この軌道敷緑化は、昨年9月定例議会一般質問で、古関充宏氏(豊橋自民)が取り上げ、提起した。鹿児島市の路面電車は市営で全長13.1キロ。路面電車を生かしたまちづくりを積極的に進めており、04年度から軌道敷緑化を始め、すでに全体の30%以上を終えている。今後も順次進め、全線を軌道敷緑化する計画だ。
古関氏は昨年夏に同じ会派の有志とともに視察。緑化による都市景観のすばらしさと同時に、夏場の涼しさや潤いに感動して帰り、議会で取り上げ、市の考え方を聞いた。
「芝生面の表面温度は、アスファルト舗装面に比べ11.5度も低くなり、騒音が減るなど、よい効果も表れている」として、豊橋市も取り組むように求めた。
これらに対し、村松喜八都市計画部長は、景観および環境対策上、有効な方策だとの認識を示したうえで、豊鉄と可能性について検討していることを明らかにした。
しかし、整備費や維持管理費がかさみ、豊鉄にとって大きな負担になることや、軌道敷を緊急車両が走行することへの対応などの課題を挙げ、やや消極的な姿勢をとった。
その後、市電の延伸可能性調査の実施など、積極的な国交省出身の佐原光一市長が誕生し、市の姿勢も前向きに変化した。
豊橋市路面電車走行環境研究会は先月、第1回会合(非公開)を開き、会長に村松都市計画部長を選出し、2〜3カ月に1回のペースで開いていくことを決めた。
フリートーキングを原則とし、会では一切決定事項を設けないことも確認した。走行環境に関するすべてをテーマとする。事業化など決定する場合、上部組織である豊橋市路面電車活性化推進協議会に持ち上げて対応する。
第1回会合では、軌道敷緑化をはじめ東八町電停東側の傷みの激しい軌道敷の補修、さらに延伸などの課題が出たという。
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