音楽を身近に感じて

聴覚障害持つ子どもたちと学生ら/打楽器カホンづくり/豊橋創造大

2017/08/24

カホンづくりを楽しむ子どもたちとスタッフ(豊橋創造大学美術室で)

 学生たちが企画・立案・運営する豊橋創造大学「創造プロジェクト」のひとつとして、「専攻科福祉専攻 手作りカホンプロジェクト」が23日、同大学美術室で行われた。聴覚・ろう重複センター「楓」に通う子どもたち14人が楽器のカホンづくりに挑戦。ボランティアスタッフが手話通訳や制作サポートなどを行った。

 プロジェクトは、聴覚障害をもつ子どもたちとの楽器づくりを通して、これまでの学びを実践し、地域の人たちとの触れ合いと社会交流をめざす地域貢献プロジェクトだ。カホンは、講師を招いて制作。手話通訳のサポートを受けながら進められた。

 リーダーの市川勝丈さん(20)は「カホンは、じかに座ってたたく打楽器なので振動として音が伝わる。音楽を身近に感じるきっかけになれば」と話した。

 作製したカホンは後日仕上げをかけ、12月に演奏会を行う。

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