2007/04/27
自動販売機に併設したAED(長久手町、愛・地球博記念公園内)
東三河ヤクルト販売(豊橋市花中町、高橋晃社長)は、近くAED(自動体外式除細動器)のついた自動販売機の設置に取り組む。
自販機は、外付けタイプの「併設型」と自販機に組み込む「一体型」の2タイプ。県内では、長久手町の愛知万博会場跡「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」などに併設型が設置されている。一体型は、今年4月に開発されたばかりで、今後広まっていくことが想定される。
同社高橋豊彦常務は「豊橋ではまだAEDが不足気味。こういう形で少しでもお手伝いできれば」と、設置の経緯を話す。
当面、公共性の高い建物や人の往来が多い商業施設などへの設置を検討していて、既存の同社自販機との入れ替えも考えている。「3年間で50台設置できれば」。
一体型の場合、AEDの組み込み場所は、従来商品CMなどを行っていたスペースで、認知度の高い部分。商品を購入するごとにAEDを目にし、認知率が高まる効果も期待できる。