サーラカップ東三河予選、御津SS初優勝

2007/04/30

優勝した御津ＳＳ・Ａのメンバー

　２日目を迎えた「サーラカップ２００７Ｕ―10・８人制サッカー」の東三河予選大会は29日、豊橋市神野新田町の豊橋総合スポーツ公園内かもめ広場で開かれ、御津ＳＳ・Ａがアズーリ豊橋ＳＣを３?２で下し、初優勝を飾った。３位は、アルテス東田ＦＣと蒲郡ＦＣマリナーズ・Ａの２チーム。

　決勝戦は、前半アズーリが御津陣営に攻め入り、２点先制。ボール支配率も高かった。ハーフタイムで御津の関口龍一監督が「勝ってカップを持って帰るぞ」と選手を励ますと、後半御津の動きが一変。攻勢を強めた。長めのフリーキックを決めるなど得点を重ねて逆転した。

　関口監督は「決定力の差が出たと思う。選手が自信を持っていたので負ける気がしなかった」とコメント。大会を通し、左右両サイドから得点できたことに対しては「左サイドにいい選手がいる」。全員で得点を取りに行く姿勢とボールコントロール、ドリブル力を強化する練習が実を結んだ。

　工藤隆久・東三河サッカー協会副理事長は「手に汗握るすばらしい試合だった。決勝大会では、ほかの地域（遠州、西三河、知多）に負けないようにがんばってほしい」と講評した。

　予選２日目（トーナメント）の準決勝以下の試合結果は次の通り。
　１回戦＝御津ＳＳ・Ａ６?１リベラール豊橋▽アルテス東田ＦＣ０?０（ＰＫ２?１）ＦＣ豊橋リトルＪセレソン・Ａ▽アズーリ豊橋６?０千里ＦＣ▽蒲郡ＦＣマリナーズ２?２（ＰＫ２?１）豊川東部ＳＳ
　準決勝＝御津４?３東田▽アズーリ６?０蒲郡

　同大会の模様を撮影した写真展を５月25日から６月10日まで、豊橋市駅前大通２の名豊ビルで開く。入場無料。