藤ノ花で家庭看護・福祉講座

2007/06/06

タオルとゴーグルをつけてヨーグルトなどを食べる生徒たち(藤ノ花女子高校で)

 藤ノ花女子高校 (豊橋市老松町、 伊藤邦彦校長) は5日、 同校で3年生活情報科を対象に 「家庭看護・福祉講座」 を開いた。

 授業の一環で、 高齢社会が進む現代において、 高齢者や障害者の身体、 精神面を理解しようというもの。 2回に分け、 4クラス161人が参加した。

 今回は 「食事介助の実習とその習得」 をテーマに、 講師には介護福祉士の森川恵美子さんと伊藤尚子さんを招いた。 説明などに続いて実習に入り、 右手まひとそしゃく機能障害、 また視覚障害を想定した日常の介助と食事体験を2人1組で実施。 いすに座ったり、 寝た状態、 45度に起こした状態でカステラやヨーグルト、 ゼリーを食べさせたり、 お茶を飲ませたりした。 生徒たちは森川さんたちのアドバイスからしっかりと学び、 身に付けていた。

 実習を通して畠山智穂さん (17) は 「寝た状態で食べたり、 目が見えないと何があるか分からず、 怖かった。 今回、 その大変さが分かった」 と話していた。

 同講座は11日にも開かれ、 3年普通科の100人が参加する予定。

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