2007/12/22
舞台の練習風景(藤ノ花女子高校で)
藤ノ花女子高校(伊藤邦彦校長)の演劇部は、23日から26日まで福井県鯖江市の鯖江市文化センターで開かれる「第60回中部日本高等学校演劇大会」に愛知県代表として出場する。
同大会は中部6県から17の代表校が出場。この中から文部科学大臣奨励賞に選ばれた高校に、全国大会への出場権が与えられる。
同校演劇部の出場は今回で6回目。昭和47年「ノルマルな話」、54年「青春の出発」、平成13年「DOLLより輪廻」、15年「Rain Line Rain」、16年「あわあわと」に続く快挙。
今回、上演作品のタイトルは「幸せになぁれ」。産婦人科病院や学校を舞台に、女性たちが妊娠について対話する中から、中絶、虐待、赤ちゃんポストなどへと話題は展開していく。
顧問の武田郁子先生は「5人の部員たちは、妊婦と少女の2役を演じます。2役をリンクさせることでさまざまな女性の生き方を描いたつもりです」と話す。
部長の濱田美緒さんは「見ていただいた方の心に、温かなものが残せるよう精いっぱい演じます」と抱負を語った。