2008/06/11
2人1組で体験する生徒たち(藤ノ花女子高校で)
藤ノ花女子高校(豊橋市老松町、伊藤邦彦校長)で9、10の両日、生活情報科と普通科の3年生約230人を対象に「家庭看護・福祉講座」が開かれた。
高齢社会が進む現代で、高齢者や障害者の精神・身体面への理解を深めようというもの。今回は「食事介助の実習とその習得」をテーマに、豊橋創造大学短期大学部の大林博美准教授と武田麻希助手が講師を務めた。
10日は普通科の生徒約80人が参加。2人1組となり、70歳くらいで右手まひや視覚障害、そしゃく機能障害の人を想定し、食事で介助する側される側を体験した。生徒たちは、イスに座ったり、布団に寝た状態でカステラやヨーグルトを食べさせたり、お茶を飲ませるなどし、大林さんらのアドバイスを聞きながら熱心に取り組んでいた。