2024（令和6）年
4月19日 金曜日
2002/01/29
ガステックサービス（豊橋市白河町、神野吾郎社長）、中部（渡辺勝春社長）、新協オートサービス（神野武郎社長）の三社は、二十八日開いた取締役会で持ち株会社「サーラコーポーレーション」を五月一日に正式にスタートすることなどを決めた。
持ち株会社は、三社出資で資本金八十億円、連結関連子会社など三十六社、年間売上高千二百六十億円規模になる。子会社になる三社の企画、財務、資金など管理部門を統括し、スピーディーで公正で強固な企業運営をめざす。
すでに、昨年秋に持ち株会社構想として発表しているが、同日は社長を含めた役員構成と設立の主旨など細かい部分にも踏み込んで新会社「サーラコーポレーション」の業務内容、方向性などを詳しく発表した。
設立の主旨は、地域社会の生活基盤における高品質で付加価値の高いサービスを提供するブランドとして［スペース・アート・リビング・アメニティー」の頭文字を取った「ＳＡＬＡ（サーラ）」を掲げ、このブランドを求心力に各社が結集、株主、顧客、地域社会、そして従業員のそれぞれが求め、期待する企業価値の創造を実現する－などとしている。
主な事業は、ガステックのエネルギー、中部の省エネや設備、新協の自動車販売や整備など三社を柱に関連企業の事業を効率的な運営で収益性を高め、地域のグローバル企業として地域に信頼され、役立つ企業グループの形成に努める。
役員構成は、取締役会長・中村捷二中部ガス社長、代表取締役社長・神野吾郎ガステックサービス社長、代表取締役（企画担当）・山崎康夫中部会長、同（管理担当）・永坂和夫ガステックサービス専務取締役、取締役最高顧問・神野信郎中部ガスグループ代表、取締役・石井一陽ガステックサービス代表取締役会長、同・佐藤元彦ヤマサちくわ代表取締役社長、同・磯村直英ユタカ自動車総業代表取締役社長。
