中央高男子バレー全国大会へ

2008/09/11

豊橋中央高校男子バレーボール部

 『常勝女子』の陰に隠れているが、県内有数の実力を持つ豊橋中央高校男子バレーボール部(渡邉裕吉監督)は、このほど2年ぶり2回目となる全国私立高校男女バレーボール選手権大会(12月20日から東京・町田市総合体育館)への出場を決めた。

 この大会は、全国の私立高校が参加できるもので、都道府県予選、東海大会など各地区大会で上位のチーム80校が出場。インターハイや春高バレー(全国高校バレーボール選抜優勝大会)で優勝経験がある強豪校も顔を見せる。

 同男子部は豊富な練習量と女子同様「拾って拾って」の粘りが身上。県予選の準決勝では、県内上位校の一角名城大附にセットカウント2―0で勝利。決勝は大工大大同に0―2で敗れたが、25―22、25―23と互角に戦った。東海大会は5位(ベスト8)で全国大会の切符を手にした。

 男子部は、03年4月に創設されたばかり。渡邉監督は当時、女子部のコーチをしていたが、女子の小林幸夫監督に後押しされ、創部。部員6人でスタート。ところが秋には4人になってしまい、翌年2月の東三選手権は、豊橋東から2人の選手を借りて出場するという苦難の出発。だが3年目の05年には、インターハイ東三大会優勝を果たし、以後県内でも存在感を示してきている。

 部員には「練習の意味を知る意識づけ」を説く。練習のひとつずつにどういう意味があるか、狙いが何か、意識を持って取り組むことが選手個々の力を伸ばすのだという。

 石川雄一主将(3年)は「早く進路を決めて練習に集中する。1戦1戦大事に、楽しみながら戦い、2年前(前回出場時)できなかった決勝トーナメント出場(ベスト16)を果たしたい」と意気込みを語ってくれた。

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