本多電子の新工場完成

2009/04/23

本多電子の新工場棟

 本多電子(豊橋市大岩町、本多洋介社長)が本社敷地内に建設していたセラミックス工場棟が完成し、22日に同地で取引先や関係者など50人を招き、記念式典や工場内見学会が行われた。

 新工場は、建築費5億円、設備導入費2億円の計7億円を投資。同社の設計、開発、製造技術の基幹施設になる。鉄骨造り3階建て、延べ床面積約2300平方メートル。

 セラミックス事業部の社員を中心に約30人が働き、おもに超音波を発生させる圧電セラミックスの設計や製造を手がける。工場内には、摂氏1500度まで上昇する焼成炉や、加工、検査工程の各設備があり、これまで外部に生産委託していた粉体(粉末状の原料)の製造工程を自社で行えるようにし、開発効率を上げていく。

 本多社長は「世界でどこも実用化していない、無鉛の圧電材料の量産化をめざしたい」などと抱負を述べた。

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