藤ノ花女子高校「創立百周年 針供養・ひな祭り」

2002/02/27

針を豆腐に差して祭り、供養する生徒たち

 藤ノ花女子高校(豊橋市老松町、伊藤邦彦校長)が、徳育の教育活動の一環として明治35年の創立以来の伝統行事でもある「創立百周年 針供養・ひな祭り」を26日、同校体育館で開いた。
 生徒会の生徒らが代表して、針供養の壇上の豆腐に針を差して祭り、供養した後、生徒会長の大羽美晴さんが「あなたたちに反省と感謝し、良き伴侶となり助けてくれることをお願いし、よく眠られるようにお祈りします」と詞を述べた。続いて、ひな壇には菱餅(ひしもち)や桃の花を供え、ひな祭りを祝った。
 伊藤校長は「豊橋裁縫女学校として創立したため、古くからこの行事が行われていた。最近は縫い物をする家庭が少なくなり家庭での針供養はほとんど行われなくなった。本校は、ひな祭りとともに、思いやりと優しい心と感謝の気持ちの大切さを知る意味から、いつまでも残していきたい」と式辞を述べた。

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