中部ガスがグランドホテルを支援

2001/09/29

中部ガス（中村捷二社長）は、赤字経営が続く豊橋グランドホテル（松井和彦社長）が実施する第三者割当増資を引き受け、子会社化することになった。
　中部ガスは、平成１１年６月に筆頭株主になり、同ホテルの経営を支援してきた。今回、同ホテルから人員削減を柱にした計画初年度黒字化の再建計画が提出され、支援要請を受けて内容を検討、第三者割当増資に応じることになった。
　増資は６０万株、３億円。このうち中部ガスが２６万株、１億３０００万円を引き受け、発行済み株式総数の３２．５０％を所有することになる。
　残りの増資分株式は、ガステックサービスが１６万株、８０００万円、中部６万株、３０００万円のほか、中部ホームサービス、中部技術サービス、新協オートサービスの３社がそれぞれ４万株、２０００万円ずつ。