中部ガス新入社員が配管実習

2010/04/22

PE管の配管実習を行う新入社員(人材開発・技術研究センターで)

 中部ガス(本社・豊橋市駅前大通1、中村捷二社長)は新入社員の研修を実施しており、21日は同市神野新田町の人材開発・技術研究センターでポリエチレンガス管(PE管)の配管実習を行った。伊藤庸一郎さんと加藤隆義さんが今年度新入社員総合職の10人を指導した。

 今回の実習は、公道などに埋設するPE管の配管実習。同管は地震や腐食には強く、同社では1981年から採用し、ガス導管総延長約3800キロうち約1200キロで使用されている。

 新入社員は、PE管の規格や特製、融着方法を学んだ。大羽祐衣さん(25)は「研修を通じて多くのことが学べる。今しか教えてもらえないことを覚えることに必死です」と話した。講師の伊藤さんは「厳しい就職戦線を勝ち抜いた新入社員に期待をしています。これから支店に配属になり、現場での研修が始まりますので、基本的なことを覚えてほしいです」と語った。

 今後新入社員は6月中旬まで研修を重ねて各部署に配属される。(高松太郎)

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