２１階建てマンション分譲へ

2010/07/31

「豊橋広小路タワーマンションプロジェクト」（仮称）の完成予想図

　中部ガス不動産（豊橋市広小路３丁目、坂井覺社長）は、同市広小路３丁目に建設中の豊橋広小路Ｂ―２地区優良建築物の分譲マンション「豊橋広小路タワーマンションプロジェクト」（仮称）を販売するため、８月１日からプロジェクト会員の募集を開始する。マンションは地上２１階建て、高さ７３・９８メートルで、豊橋中心部ではナンバーワンの高さとなる。

　分譲戸数は５１戸、間取りは２ＬＤＫ～４ＬＤＫ。販売の中心価格帯は３０００万円台前半。１０月上旬にモデルルームをオープンし、分譲を開始する。完成入居は来年４月の予定。

　豊橋広小路Ｂ―２地区優良建築物は、敷地面積９５８・５７平方メートル。免震鉄筋コンクリート造り地上２１階建て、延べ面積は７５６６・０４平方メートル。住宅６０戸、店舗２戸。事業主は同地区建設組合、事業代行はアイシン開発（本社刈谷市）。

　中部ガス不動産は、事業主体からマンションの一部（５１戸）を取得し、分譲する。マンション部分はアイシン開発と同社で企画を進めており、豊橋都心部で供給するマンションは、コンチェルトタワー豊橋、キャンファーローレルタワー豊橋に次いで３棟目となる。

　マンションの特徴では、豊橋駅から「徒歩８分」の立地のほか、先進テクノロジーの「免震構造」採用、「１フロア３邸」で質の高い採光・通風確保、豊橋のマンションでは初の「内廊下」を採用している。

　建設工事は昨年８月に着手、現在は１７階まで立ち上がっている。隣接して５０台収容のタワーパーキングも建設する。（鈴木良征）