地域の医療や福祉に貢献

2010/10/20

センター内を紹介する土屋センター長(豊橋創造大学で)

 藤ノ花学園(伊藤晴康理事長)は19日、豊橋創造大学(豊橋市牛川町、後藤圭司学長)内に「健康科学看護実践センター」(土屋紀子センター長)を開設した。同日、大学で開いた会見で発表し、09年に新設した保健医療学部看護学科が中心となり、地域の保健や医療、福祉の分野で貢献していく。

 同大学は、健康に関連した公開講座を開いているが、毎回人気を集め、そのニーズは高い。講座を通し、地域の人の相談事を聞いたり、各種テーマでサロンを開くなどしている。今回、センターは同学科学生の実習の場としてのほか、地域の人々が集う場、さらに大学が教育・研究に生かす場にと設けた。

 センターの広さは約355平方メートル。間取りは、畳スペースや風呂、台所などを備えた地域生活支援看護実践室をはじめ、地域演習室、地域市民の相談室、健康・相談コーナーを備えたほか、入り口のコミュニティーサロンは、健康に関する『縁側』として情報交換の場とする。

 当面は学生が実習で使い、一般の使用は年明けからとなる。今後の活動内容は、健康を軸とした教育・相談、住民参加型の授業などを実施していく。(小柳幸子)

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