豊橋信用金庫が総代会開催

2002/06/20

 豊橋信用金庫(水野勲理事長)は、19日午前11時から豊橋市小畷町の同金庫本部で第60期総代会を開き、業績報告、事業方針などを審議、今後の課題などを明示した。
 水野理事長は「金融への異業種参入、保険・投資信託の窓口販売など新規業務の開始、金融再編やペイオフ解禁と金融を取り巻く環境が変化した。この中で当金庫は、不良債権処理も引当金を厚く積み増ししたため当期利益は減益となった。しかし、資産の健全化で自己資本比率を引き上げ、経営体質の強化を図ることができた」とこの1年の変化を報告した。
 同金庫の業績は。、預金積金残高4819億円(前期4680億円)、貸出金2482億円(同2547億円)、経常利益29億5700万円、当期利益3億5300万円。前期に比べて減益になったが、不良債権比率は4・80%(同5・01%)と一層低水準になった。また、自己資本比率は12・33%(同10・20%)と上昇、前期に引き続き配当率6%を維持した。
 同金庫は、今年度は3カ年経営計画「とよしんフロンティア21」の最終年度。来年4月からはペイオフ全面解禁であり、大きな変化を予想し、「新規業務の取り扱いや地域に密着した多数者利用に立脚した取引基盤の拡大と堅実な経営維持でさらに経営体質強化する」としている。
 人事では、新理事に花井敏文本店営業部長(53)を選任したほか、任期満了に伴う監事選任では石川和昌氏、森下壹雄氏が留任、新しく理事を退任した守屋定俊氏を選任した。

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