ダンスドリル全国大会優勝

2011/08/02

優勝したマーチングバンド部のメンバー（７月２８日、東京体育館で）

　藤ノ花女子高校マーチングバンド部『ＲＥＤＰＥＰＰＥＲＳ』（彦坂芳成監督）は、７月２７、２８日の両日、東京体育館で行われた全国高等学校ダンスドリル選手権全国大会のトールフラッグ部門で優勝した。

　トールフラッグは高さ１６０センチ、重さ１・５キロほどの旗を使って演技。体操のトワリング技術にダンスが融合した構成、演出が求められる。２分３０秒の持ち時間で演技の構成やフラッグ操作などを審査。審査員の評価点で順位が決まるが、基準点（全国大会は８５点以上）を得られなければ順位がつかないという厳しい大会。

　全国大会には全国９ブロックから１チームずつ出場するが、各ブロック大会での基準点（８０点以上）を得られなかったチームが続出。全国大会のトールフラッグ部門には藤ノ花女子高のみの出場となった。

　基準点（８５点以上）を得るために、県大会、ブロック大会が終了した後に審査員のジャッジメントシートをくまなくチェック。大会１週間前から合宿を開き、毎日１２時間練習した。修正ポイントをすべてクリアするように修正。大会で８８点を獲得した。彦坂監督は「３年生の活躍が大きかった。これを１、２年生に受け継ぎたい」、同校３年・山内愛主将（17）は「引退が１２月なので、それまでにチームワークの向上や技術力アップをしていきたい」と意気込んだ。（斉藤理）