注目されるCSRとは?

2012/07/01

講義する佐藤勝尚教授(豊橋創造大学で)

 豊橋創造大学(伊藤晴康学長)は6月30日、同所で公開講座「経営学の原理・経営フロンティア」の第1回講座を開いた。8月4日までの計5回、経営学の基本や最新の状況など、同大学経営学部の教授らが解説する。豊橋市主催の生涯学習講座「市民大学トラム」の一環で、同市教育委員会との共催。東海日日新聞社など後援。

 この日は、30~70歳代までの70人が聴講。同大学経営学部の佐藤勝尚教授(67)が「現在経営学の新潮流」と題し、経営学の基礎や経営学の新しい流れとして注目されるCSR(企業の社会的責任)について説明した。

 CSRの主な取り組みは、内部統制やコンプライアンス(法令順守)、消費者重視、環境保護、社会貢献活動などで、佐藤教授は「企業にとって何が善で正しいかなど、企業内の人に共有されている価値観や行動規範、信念をしっかり作らないとCSRは企業に根付かない」と説いた。

 同講座は受講無料で、事前申し込みが必要。席に余裕があれば当日現地での受け付け可。詳しくは同大学地域貢献センター=電話050(2017)2130=へ。(斉藤理)

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