マンションや土地の分譲好調
2012/12/12
サーラ住宅(水谷九郎社長)は11日、12(平成24)年10月期の連結業績を発表した。マンションや土地の分譲が好調で、大きく利益に貢献した。
連結経営成績は、売上高319億6800万円(前期比8・3%増)、営業利益12億2100万円(同64%増)、経常利益12億4100万円(同62・9%増)、当期純利益6億3200万円(同56・6%増)と、増収増益の決算となった。
上半期、岡崎市に建設した分譲マンション「フェリカーサ明大寺」(98戸)の当期分58戸の販売が大きく利益に貢献。建築条件付き土地分譲も好調で、利益を押し上げる要因となった。
期末配当は前期の17円から25円に増配。上半期の10円と合わせて合計35円となった。
13年10月期は、マンション販売の予定がないことから減収減益を予想。売上高310億円(同3%減)、経常利益9億3000万円(同25・1%減)、配当は通期で30円を見込んでいる。