基礎から習得・実践で楽しく走ろう!
2013/01/15
仲井さん㊧の指導で正しい走り方の練習をする参加者ら
ガステックサービス(豊橋市駅前大通、神野吾郎社長)のカルチャー教室・くらしときめきアカデミー豊橋は12日、同市白河町のサーラプラザ豊橋で「基礎から習得~ランニングステップアップ講座」を開いた。豊橋市の地域密着型スポーツクラブ、NPO法人TTランナーズ理事長の仲井雅弘さんを講師に迎え、市民ランナーら15 人が、正しいフォームやトレーニング法などについて、実践を交えながら楽しく学んだ。
全2回講座の第1回目は、まずストレッチ法を丁寧に指導。「毎日同じことを繰り返すことが大切。そうすることで故障のサインを見つけることができる。ランニングは、実はすごく上半身を使う。体は連動しているので全身のストレッチが必要だ」と仲井さん。
また、間違ったフォームは故障の原因だとして、正しい立ち方や歩き方の練習を入念に行った。「歩くのはごまかしがきかないので、フォームづくりに最適。良い姿勢で肘(ひじ)を引き、大股で早く歩くことで筋力もつく。まずしっかり歩いてほしい」。
さらに「スキップ」は、自分の重力を推進力に変えるための練習に有効だとして、実際に体感しながら重心移動法を学んだ。
そのほか、シューズの選び方や足のケアの説明、トレーニングメニューの組み立て方などの説明も行われ「自分のからだの状態をしっかり把握してほしい。自分のからだといかに対話できるか、感性を育てることが大切」と語った。
参加した、マラソン経験2年目の竹島正則さんは「具体的で実践が多くからだで覚えられた。基本的な歩き方や走り方がマスター出来そうだ」と満足な様子。
次回は、筋力トレーニングやメンタルトレーニング、ピーキング(大会当日にベストの状態をもっていく方法)について学ぶ。