栄養講座で体づくり
2013/01/15
丹羽さんの講義を熱心に聞く参加者ら
ガステックサービス(豊橋市駅前大通、神野吾郎社長)のカルチャー教室、くらしときめきアカデミー豊橋と明治(東京都江東区、川村和夫社長)の共同企画講座「ランナーのための栄養講座~もっと楽しく走れるカラダづくり~」が12日、豊橋市白河町のサーラプラザ豊橋で開かれた。明治中部支社の管理栄養士、丹羽麻里子さんが講師を務め、10代から50代の男女約20人が、熱心に話を聴いた。
「スタミナが足りない」「タイムが上がらない」「疲れがとれない」など、ランナーの悩みは様々。講座では、これらを解決して楽しいランニングライフを続けてもらおうと、上手な食事法や、たんぱく質の重要性、体内にエネルギーを蓄える方法などについて学んだ。
毎日の食事では、主食、おかず、野菜、果物、乳製品の5つの食品群が全てそろった「栄養フルコース型」のメニューを奨励。簡単な実践方法を紹介した。
また、スピードアップや持久力アップ、ダメージを受けた体をリカバリーするため、たんぱく質の重要性を説いた。丹羽さんは「食品に一緒に含まれる脂質量に注意しながら効率的に摂取することで、疲れにくくケガをしない引き締まった体づくりができる」と話した。
大会前のポイントとして、主食と果物中心のエネルギーをためこむための食事法などを紹介した。
参加者から、水分の摂(と)り方や、高たんぱく・無脂肪食品であるプロテインの種類や摂取のタイミングなど、踏み込んだ質問が相次ぎ、丹羽さんが一つひとつていねいに答えていた。