12年12月期の連結業績 経常利益も21%増
2013/02/14
中部ガス(神野吾郎社長)は13日、2012(平成24)年12月期の連結業績を発表した。業務用ガス販売が好調で、原料の高騰による影響と合わせて、販売量、売上高がともに過去最高を記録。経常利益も約21%増加した。
ガス販売量は、家庭用分野で前期比1%増にとどまったものの、業務用分野においては新規大口顧客の開拓や自動車関連産業の生産回復にともない、同11・7%伸ばした。さらに、原料となる天然ガスの高騰により、原料費調整制度に基づく販売単価が上昇し、売上高を押し上げた。
その結果、連結売上高は421億9100万円(前期比10・3%増)、営業利益15億8100万円(同11・3%増)、経常利益19億8900万円(同21・2%増)、当期純利益12億3000万円(同18・3%増)となった。期末配当は3・5円、中間配当と合わせて年間配当7円となる。
来期もガス販売量の伸びを予想し、通期売上高443億円(前期比5%増)、経常利益21億円(同5・6%増)を見込んでいる。