工場に太陽光発電パネル

中野屋銘木店で26日から売電事業開始

2013/02/21

工場の屋上へ設置した太陽光パネル(豊橋市の中日プレカットワークスで)

 中野屋銘木店(豊橋市東松山町、中野峰孝社長)は26日から、太陽光発電システムによる売電事業を開始する。今後は、同システムの販売、施工に携わり普及に努めていく。

 同社は、太陽光発電事業を本格的に行おうと昨年7月に関連会社「おひさまのチカラ」を立ち上げた。同社の工場である同市明海町の「中日プレカットワークス」の屋上へ太陽光パネル2096枚を設置し、26日から稼働させて中部電力へ売電していく。

 設置されたパネルはパナソニック製「HIT(ヒット)233」。熱に強く発電効率が良く、業界最高峰の発電量を誇る。同社は今後「HIT233」を専売していく方針。海外製の太陽光パネルが安値で販売されるが、地元工務店による施工や設置後の保証などを充実させ、国産品の信頼感を売りにして再生可能エネルギーの普及に貢献していく。太陽光ビジネスが乱立しているため、国による買い取り制度期間や設置費用、償却期間など、設置者が考える選択肢は多い。

 同社は顧客からの相談を受けて適切な設置を呼びかけていく。同社総合営業推進担当の中野峰宏さん(29)は「工務店が施工する安心感と信頼感ある製品をお客さまに伝えていく」と語る。

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