空調熱源は都市ガス

改築中の蒲郡ボートコスパと利便性考慮ー中部ガス供給決まる

2013/02/27

改築中の蒲郡ボートレース場の完成予想図

 2014年春の完成をめざし大規模な改築工事を進めている蒲郡ボートレース場は、新施設の空調熱源として都市ガスを導入することになり、豊橋市に本社を置く中部ガス(神野吾郎社長)から供給を受ける。

 中部ガスの供給エリアは元来、静岡県西部と東三河だが、これまでは西端に位置する蒲郡市に及んでおらず、10年前に開業した複合リゾート「ラグーナ蒲郡」に対して唯一、例外的に延長して配管。空調などの熱源として利用してきた。

 同レース場ではこれまで、空調などの動力源としては電気を利用してきたが、今回の改築にあたっての検討段階で空調を運転する設備の燃料費として都市ガスを利用する方が安いことが判明。中部ガスと、西三河などをエリアとする東邦ガス(本社・名古屋市)のどちらから供給を受けるかを検討してきた。

 その結果、同じ東三河に供給基地があり、同レース場約5㌔東方のラグーナ蒲郡まで供給エリアとなっている中部ガスの方が利便性が高いと判断。配管をさらに延長して供給を受けることになった。

 都市ガスを整備するため必要な国のエリア設定もすでに終了しており、現在は中部ガスによる配管工事が進行中で、今秋までには同レース場につながるという。

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改築中の蒲郡ボートレース場の完成予想図

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