旧ダイエー跡地マンションに中部ガス不動産参画

2003/02/28

 中部ガス不動産(中村捷二社長)は26日、豊橋市広小路2丁目の旧ダイエー跡地に進められていたマンション建設計画に参加することを決めた―と発表した。
 同日の発表では、建設されるマンションは地下1階、地上18階建て。延べ床面積約1万5000平方㍍。1、2階には商業施設が入り、3階から18階までが分譲マンション92戸。商業施設は、1階が個別商店、2階は100円ショップの予定。
 マンション建設計画は、同市都市再開発事業の「優良建築物等整備事業」の指定による助成金を受けて行われるもので広小路3丁目のB地区には14階建てマンション「アルバックス広小路」が来年2月完成をめざして建設を始めている。
 平成10年にダイエーが撤退し、豊橋の広小路通りは核店舗の一角が消えてしまったことで中心商店街の活気が失われるきっかけになった。このため、市街地活性化をめざして商店街、豊橋商工会議所のTMO(タウンマネージメント機構)などが行政と一体になって「都心居住」の方向を打ち出し、マンション建設計画が本格化した。
 広小路B地区のほか、同通りでは広小路2丁目のA地区で高層マンション計画があり、都心居住促進が図られることになった。特にダイエー跡地は、中心市街地のシンボル的存在だっただけにマンション建設計画の進み方に関係者の関心が高かった。
 同社は、セキスイハイム東海(静岡県浜松市、加藤正明社長)と共同で同マンションの建設を進める。工事計画は、今年6月から旧ダイエー建物の解体を行い、10月に着工する。完成は平成17年7月を予定している。
 昨年12月に同市白河町から同市広小路3丁目に移転したばかりの同社だが、中心市街地への移転と同時に「今後、中心市街地の活性化に向けて積極的に活動する」と話している。

2003/02/28 のニュース

有料会員募集

今日の誌面

東三河学生就職NAVIリクルーティング

東三河学生就職NAVIリクrooting2025

高校生のための東三河企業情報サイト

税理士法人ひまわり

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP