豊橋信用金庫が総代会開催

2003/06/21

 豊橋信用金庫(水野勲理事長)は、20日午前11時から豊橋市小畷町の同金庫本部で第61期通常総代会を開き、平成15年3月期貸借対照表、損益計算書を報告したほか、任期満了に伴う理事全員の改選などを審議した。
 水野理事長は「平成14年度は、景況の後退に歯止めはかかったが、その後は横ばい状態で推移した。当地域では、いわゆる老舗といわれた企業の破たんがあり、厳しい環境の影響がったが、主要産業の農業の出荷量は増加した」と地域の経済状況を報告した。
 同金庫の経営状況については、「こうした状況の中、当金庫は当期利益が昨年を大幅に上回る増益になり、資産の健全化を推し進め、自己資本比率の引き上げをはじめ、経営体質の強化を図ることができた」とあいさつした。
 発表した業績は、預貯金残高5049億円(前期4819億円)、貸出金2452億円(同2482億円)。収益は、不良債権処理や有価証券の減損処理を適正に実施したが、処理金額は減少したほか、経費削減と資金の効率的運用で当期利益は14億100万円で大幅に増加した。
 不良債権比率は5・66%で昨年並にとどまり、自己資本比率は、前期比0・49%アップの12・82%に上昇した。配当率は、6%を維持した。
 議案は、第61期業務報告、理事全員の任期満了に伴う改選などを行った。理事役員改選は11人を再任、中村佳弘理事退任で四宮功雄融資二部長が新しく理事に選任した。
 監事では、新しく緒河清史資金部推進役を選任、石川和昌監事が退任したほか、溝口純男理事が常務理事に昇格した。

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