サーラカップ2013浜松地区予選

白熱の攻防戦展開『ホンダFCが2連覇』

2013/07/15

2年連続2回目の優勝を喜ぶホンダFC

 小学4年生以下の「サーラカップ2013」浜松地区予選は14日、浜松市東区の豊西グラウンドで決勝トーナメントが行われ、ホンダFCが2年連続2回目の優勝。サントスFC(2位)とFCフォルミーガ(3位)の3チームが、決勝大会(12月)の出場権を獲得した。

 今年も、サッカーJ1・ジュビロ磐田の本拠地「ヤマハスタジアム」で開かれる第10回決勝大会を目指し、各地区で熱い試合が繰り広げられている。

 70チームが参加した浜松予選では、予選・決勝リーグを勝ち抜いた7 チームが、最後の決勝Tで熱戦を展開した。

 前回優勝のホンダFCは、大きな期待と重圧を背負い、苦しみながら決勝Tへ進出した。事実上の頂上決戦となった準決勝のFCフォルミーガ戦では、前半終了間際に、野口楓太が豪快なFKで均衡を破ると、後半は鉄壁の守備で零封し1―0で勝利。

 サントスFCとの決勝戦では、再び野口のFKで先制したが、直後に追いつかれ1―1。延長でも決着つかず、最後はPK戦を4―3で制し、白熱の攻防戦に終止符を打った。

 試合後、渡邊誠人監督はホッとした表情で「よく我慢して勝負強く戦ってくれた。(決勝大会へ)もっと質を高めていきたい」と選手たちの健闘を称えた。

 決勝戦で惜敗したとはいえ、サントスFCも粘り強いサッカーで、初めて決勝大会の出場切符を勝ち取った。

 カワイSC戦や浜松中郡戦では、関口竜ノ介や杉森泰樹が高い決定力で勝利に貢献。決勝Tの3連戦で6得点を奪う破壊力は、決勝大会でも他チームの脅威。初の大舞台で、どれだけ躍動できるか注目したい。

 3位のFCフォルミーガは、選手個々の能力が高く、ボール支配率では相手を圧倒した。今後の課題は「決定力不足」を解消すること。

 互角以上の相手と対戦した時に、広い視野を持つ司令塔・嶋野暖が、室田悠登や大原悠月、小田卓人ら攻撃陣へ決定的なパスを出せるか。本番まで残り5カ月でどれだけ成長するか期待は高まる。

 今予選の優秀選手には、野口楓太(ホンダ)、関口竜ノ介(サントス)、嶋野暖(フォルミーガ)、小出隼大(浜松中郡)が選出された。

浜松予選2位・サントスFC

浜松予選3位・FCフォルミーガ

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浜松予選3位・FCフォルミーガ

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