紅久商店が47年ぶり本社移転

携帯など小型家電回収へ

2013/07/26

完成した紅久商店の新社屋(豊橋市神野新田町で)

 金属リサイクルの紅久商店(三浦圭吾社長)が、豊橋市神野新田町の同社港工場内で建設を進めていた新社屋が完成。同市花中町にあった本社機能を47年ぶりに移転した。

 港工場は2010年から拡張を進め、総敷地面積は2万1849平方㍍となった。花中町の本社工場を統合して合理化を図り、さらに今年4月から施行された小型家電リサイクル法に対応する複合設備を整備した。

 同社は6月末、国内14の同法認定事業者に選ばれた。県内で4社が認定され、東三河では同社のみ。家庭から排出される使用済みの携帯電話やパソコンなどを回収し、レアメタルなど有用金属の再資源化を図る。

 8月1日から、個人の持ち込みにも対応する。豊橋、豊川両市にある計4カ所の自社工場で受け付ける。さらに、パソコンや携帯電話などを回収する際、個人情報を目の前で削除するサービスも始める。事前に申し込みが必要。三浦裕司専務は「市民とつながりを持てるようになる。安全面には十分配慮したい」と話す。

 問い合わせは、同社= 電話0532(32)8888=まで。

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