とよしんディスクロージャー

2003/08/08

 豊橋信用金庫(水野勲理事長)は、2003年版ディスクロージャー誌「豊橋信用金庫の現況」(A4判、42頁)を発刊した。8冊目。
 ディスクロージャー誌は、各金融機関が経営の透明性を高める目的で毎年発行している。同金庫では、積極的に経営内容を掲載している。特に法令に基づく開示のほか、任意開示も広く行っている。
 2003年版は、基本方針、経営方針、理事長あいさつをはじめ、事業概況、自己資本比率、不良債権の状況、リスク管理体制とコンプライアンス(法令などの遵守)の体制などを数字と表、グラフを使って詳しく説明している。
 内容は、Q&A(質問と回答)方式で分かりやすく、写真も多く使っている。表紙は、上渡津橋上空から豊川(とよがわ)の上流部に向かって撮影した航空写真。
 Q&Aは、はじめに「とよしんの業績は?」で、回答は「おかげさまで、順調な業績をあげることができました」と答えている。
 具体的には、グラフも使って預金・積金残高5049億円(前年比4・76%増)、貸出金残高2452億円(1・02%減)。収益は業務純益、経常利益、当期利益に分けて表記している。
 注目される自己資本比率は12・84%で国内基準4%の3倍以上。不良債権状況は、リスク管理債券合計の総貸出金に占める割合が5・66%と低水準を維持している。
 資料編では、経理・経営内容、預金や融資業務、デリバティブ取引、証券業務などをまとめている。同誌は7200部印刷され、同金庫の各営業店の窓口にあり、希望者に進呈している。

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