とよしんクラシックコンサート開催

2003/11/09

クラリネットのエステリェスさん(中)と弦楽四重奏団による素晴らしいハーモニー

 第8回「とよしんクラシックコンサート」は、8日午後5時からアイプラザ豊橋(豊橋勤労福祉会館)大ホールで開かれた。ウエーバーとモーツァルトの「クラリネット五重奏曲」が演奏され、会場を埋めた音楽ファンを堪能させた。
 豊橋信用金庫(水野勲理事長)が、創立75周年記念事業で始めた地域文化貢献活動。第1回から世界で活躍する演奏家を招いており、今回はスペインのクラリネット界の貴公子として活躍しているホセ=ルイス・エステリェスさん。
 エステリェスさんは、初来日。89年にはコンチェルティ・ペル・エウローパ、92年にはノース・サウス公演で母国代表若手ソリストとして参加、国際デビューしている。
 同日の演奏会は、エステリェスさんのクラリネットとアンサンブルdeヨコハマの弦楽四重奏団が、見事なハーモニーを奏でた。
 曲目は、はじめに弦楽四重奏曲でシューベルトの第12番ハ単調「四重奏断章」D703。合い間に司会の成瀬志保さんが、エステリェスさんがモーツァルトとウエーバーのクラリネット五重奏曲を選曲したことについて「きょうの演奏会に相当な意気込みで臨んでいる」と紹介した。
 引き続き、モーツァルトのクラリネット五重奏曲変ロ長調作品34と休憩をはさんでウェーバーのクラリネット五重奏曲イ長調KV581を演奏した。
 弦楽四重奏団は清岡正子(ヴァイオリン)、小澤郁子(同)、福本とも子(ヴィオラ)、間瀬利雄(チェロ)さんの4人で弦楽器とクラリネットの耳に優しい音色が観客を魅了した。
 入場料1000円の収益金は、すべて豊橋市の文化事業に役立ててもらうチャリティー金として寄付する。


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