販売シェアアップ図る

第12次中期経営計画を発表/サーラ住宅

2013/12/16

 サーラ住宅(豊橋市白河町、水谷九郎社長)は、2014年10月期から始まる3カ年の「第12次中期経営計画」を発表した。住宅販売市場の縮小が予想される中でも、シェアアップで業績向上を図っていく。

 11年10月期からの第11次計画で単体業績の目標とした、売上高170億円と経常利益5億5000万円は、13年10月期決算でこれを上回り目標を達成。

 第12次計画では「住みごこちにこだわった付加価値の高い商品・サービスの提供」を経営方針に掲げる。今後の住宅着工戸数が中期的に減少していくと予測される中でも、効果的な施策により、東海3県での販売シェアを現在の1・18%から1・54%に引き上げる基本方針を立てた。

 シェアアップに向け、住宅事業の重点戦略としては、①外断熱・二重通気工法のレベルアップによる差別化と②スマートハウスの推進と環境負荷低減への取り組み③浜松、刈谷・安城エリアなどの低シェア地域での供給量増加と、都市型分譲の促進など④オーナーとの関係強化とリフォーム事業の拡大⑤サーラグループのシナジーを活用したブランド力向上⑥プロ集団となるための人材育成と活発なコミュニケーションによるアクティブな職場環境の創出―をあげた。

 最終年度、浜松で40件、刈谷・安城で10件の分譲物件の販売を目指し、シェアアップを図る。

 数値計画では、2016年10月期の単体業績を売上高185億円、経常利益10億円とした。

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