2004/01/16
豊橋信用金庫(水野勲理事長)は、15日午前11時から豊橋市白河町のウェステージ豊橋で臨時総代会を開き、新しく2月16日から同市東雲町に東田支店を開設することを決めた。
水野理事長は「豊橋でもUFJ銀行、静岡銀行の店舗統廃合で生じた空白地域への対応で地元金融機関らしい役割を果たすため店舗の新設・移転に着手した」とあいさつで述べた。
同金庫東田支店は、同金庫32番目の支店。前静岡銀行の支店だった建物を改装して新しく開店する。地元にとっては身近に利用しやすい金融機関になる。
昨年3月に「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」を国が発表したのを受け、同金庫では同バンキングの機能強化計画書を策定した。
また、3年前から地元企業や創業支援のため「法人支援課」「新事業支援課」を設置して着実な成果を挙げている。
国内金融機関の大きな再編の動きの中、同金庫は地元第一の堅実経営を守り、自己資本比率が国内基準4%に対し13・06%(昨年9月末)の高水準を達成して健全経営している。
国際的な格付機関のフレッチ・レーティングスが5日に発表した国内314信用金庫「財務力格付」で同金庫は、最高ランクの三ツ星を付与された32信用金庫の一つに選ばれ、高い評価を受けた。
同日の臨時総代会では、東田支店新設と北設楽郡稲武町の西三河地域への郡区変更に伴う定款の一部変更を審議、承認した。