信金なども仕事始め
2014/01/07
蒲郡信金の竹田理事長
東三河の信用金庫などでも6日、仕事始めを迎えた。地域金融機関としての役割を担う決意を新たにした。
■蒲郡信用金庫
本店営業部講堂で、本部と本店営業部、関連会社の新年交礼会を開催。
役職員と関連会社社員約150人を前に、竹田知史理事長は「新3カ年計画をスタートさせ、1兆円金庫として名実ともに確固たる基盤をさらに強化し、飛躍したい。取引先や地元の皆さんに深く感謝し、創業の理念である『愛郷の心』と『堅実経営』の精神を胸に刻み、顧客第一主義を実践していく」と述べた。
「これからが正念場だ」とも指摘。「役職員が一丸となり『がましんブランド力』をさらに高め、一兆円金庫にふさわしい強靭(きょうじん)な経営体質を構築することで地域になくてはならないオンリーワンの信用金庫を目指そう」と奮起を促した。
■豊橋信用金庫
本店で本部役職員約130人が出席し、吉川一弘理事長が年頭のあいさつを行った。吉川理事長は、昨年来の経済状況や同信金の取り組みを振り返った上で「新しい年も地域の皆さんに信用され、頼られ、愛される信用金庫づくりのために、皆さんと一緒に明るく元気よく、堅実で健全な金庫運営に邁進(まいしん)する」と述べた。
吉川理事長の年頭あいさつは同信金全32店で放映され、約570人の全役職員が新年のスタートを切った。
■豊川信用金庫
本店で本部役職員約100人が出席して仕事始め式。日比嘉男理事長は「我が国の景気動向を常に注視し、『地域での存在感の確立』のため引き続き絆を深める活動に取り組む」と述べた。
今年の重点課題に①円滑な地域金融仲介機能の発揮②適切な収益と財務の健全性の確保③コンプライアンスの徹底とリスク管理の強化④課題を的確に認識する感性豊かな人材の育成―を挙げ、「『地域社会の繁栄に貢献する』という信用金庫の行動理念を踏まえ、役職員は一丸となって各自の目標を達成してほしい」と訓示した。
■豊橋商工信用組合
本部4階会議室で本部・本店役職員55人が出席し、拝賀式を行った。加藤満理事長は年頭あいさつで「金融経済環境が厳しいなか、組合が成長し健全性を確保していくことが重要だ。そのためにも皆さんと力を合わせて発展させていきたい」と研鑽(けんさん)と努力を強調。
「豊橋商工信用組合の存続理由と活動目的は、東三河地域に役立つこと。取引先や組合員との理解と信頼を深め、熱い情熱と努力、そして豊かな知識を持ち合わせ、やり切ることだ」と訓示した。