磯の風味で歯ごたえ楽しめる

貝づくし渥美事業委とヤマサちくわ 協力し新商品「大あさり半平太」

2014/01/29

大あさり半平太

 「日本一の貝の半島」として渥美半島を売り込む貝づくし渥美事業委員会は28日、田原市役所渥美支所で、練り物の老舗「ヤマサちくわ」と協力して作った大アサリ入り揚げはんぺんの新商品「大あさり半平太(はんぺいた)」を発表した。

 三河湾で年中採れる「大アサリ」と青ノリを、グチやエソなど鮮魚の味を生かしたすり身に練り込み、磯の風味と香りを出した。幅11センチでアサリの形。揚げたては「ふわっ」「ぷりっ」とした歯ごたえが楽しめる。

 2013年7月、商品開発の取り組みを開始。ヤマサちくわにとって、大アサリをすり身に練り込むのは初挑戦。「大アサリのうまみと食感を出すため、蒸したり火加減を調整したりして深みのある味わいと食感に仕上げた」。

 2月1日から、道の駅をはじめ市内20カ所の飲食店などで一斉発売。1枚350円(税込み)。店舗によっては一品料理などにアレンジする。価格など未定。

 菜の花まつりメーン会場の伊良湖菜の花ガーデン内の「菜の花や」(堀切町)のみ3月31日までの期間限定。

 同実行委の森下近生さん(51)は「念願の大アサリを使った新名物。年中貝づくし渥美をPRして地域おこしにつなげたい」と意気込む。

 同事業委が手掛けた渥美名物はこのほか「渥美あさりの押し寿司(ずし)」がある。10年から1~5月の土・日曜、祝日の期間限定で販売し、昨年は約6000本を売り上げた。

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