2024（令和6）年
4月20日 土曜日
販売量売上高／13年12月期連結業績で中部ガス
2014/02/13
中部ガス（豊橋市駅前大通１、神野吾郎社長）は12日、２０１３年12月期（２０１３年１月～12月末）の連結業績を発表した。工業用のガス販売が堅調で、販売量・売上高ともに過去最高を記録した。
連結売上高４５０億４００万円（前期比６・７％増）、営業利益18億２５００万円（同15・４％増）、経常利益24億２００万円（同20・８％増）、当期純利益17億４００万円（同38・６％増）だった。
ガス販売量は前期比１・９％増の２億８７３２万立方メートルとなり過去最高。家庭用分野では気温が高く推移したことにより需要は減少したが、業務用分野においては自動車関連企業などの新規大口顧客の稼働により同３・５％の増加となった。
さらに天然ガスの高騰により、原料費調整制度に基づく販売単価が上昇し、売上高も過去最高を記録した。
期末配当は普通配当３・５円に、中部ガス創立（豊橋ガス・浜松ガス合併）70周年の記念配当１円を加えた４・５円とした。
来期もガス販売量の増加により、通期売上高は前期比７・３％増の４８３億円となる見通しだが、１月から供用を開始した静浜パイプラインの減価償却費用の増加により、経常利益は同29・２％減の17億円を予想した。
