中部ガスが決算短信

2004/02/28

 中部ガス(中村捷二社長)は27日、同社12月期決算と連結決算を発表した。3月25日に浜松地区の天然ガス転換事業が完了するのと規制緩和に伴うガス事業法改正施行もあり、組織変更と取締役管掌変更を合わせて発表した。
 同社12月期決算は、売上高244億8200万円(前期比3・4%増)、経常利益11億5400万円(4・2%増)、純利益11億4000万円(386・3%増)だった。
 当期純利益の大幅増は、厚生年金基金代行返上と天然ガス転換工事最終年度で熱量変更引当金積み立て終了による特別利益計上のため。
 当期中の売上高増は、新たに6136戸にガス供給をし、全体で前期比1・1%増の21万4106戸になったほか、業務用需要も前期比17・5%増で推移、ガスの総売上高が4・0%増の198億9300万円だった。
 連結子会社7社と持分法適用関連会社16社の連結決算は、売上高266億4700万円(6・1%減)、経常利益13億1100万円(26・7%増)、純利益12億2900万円(1016・8%増)だった。
 売上高減は、子会社の移動による。経常利益と当期純利益の増加は、単体決算での大幅増と持分法投資損益で約3億円の増加があったため。
 任期満了による社外監査役異動は、永坂和夫サーラコーポレーション代表取締役が退任、後任に非常勤で村松良弁護士が3月25日付けで就任する。
 同社組織変更は、浜松地区天然ガス転換終了により、東海地区の他社ガス事業支援のため天然ガス転換センターを広域熱量変更センターにするほか、都市ガス生産供給、営業、管理業務機能ごとに3本部制を施行する。
 これによる取締役管掌変更および事業所長級異動と1月7日に今井正浩専務取締役の死去に伴う異動は、4月1日付けで行われる。異動は次の皆さん。
 取締役昇任および管掌の変更=専務取締役社長補佐兼営業本部長(専務取締役営業担当兼支店統括兼製造供給担当兼製造所統括兼浜松支社長)小山安治▽常務取締役供給本部長兼浜松支社長(浜松支店長兼天然ガス転換本部副本部長)鈴木正彦▽常務取締役管理本部長(取締役管理担当)松井和彦▽取締役広域熱量変更センター所長(取締役天然ガス転換センター所長)渥美国男
 事業所長級=浜松支店長(浜松支店営業グループマネージャー)斉藤通雄▽浜松生産供給センター所長(浜松製造所長)小野文義▽豊橋供給センター所長(豊橋支店供給グループマネージャー)中村年宏▽浜松支社長付(豊橋供給センター所長)市川右


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