ガスグループが入社式

　春本番の好天に恵まれた１日、社会人１年生の入社式が各地で行われた。フレッシュマンたちは、緊張の表情で採用辞令を受け取り、「会社に地域に役立つ人材になる」と宣誓、さっそく職場研修を受けた。今春の採用状況は、就職超氷河期と言われながらも景気にやや明るさが期待されたこともあり、高校や大学を卒業して採用された学卒者は、全体に10年ぶりの微増傾向が目立った。

　中部ガスグループは、同日午前10時から豊橋グランドホテルで平成16年度入社式を行い、８社40人の新入社員を迎えた。今年度の採用は昨年度29人に対し、11人増だった。
　神野信郎同グループ代表は「きょうから、皆さんは中部ガスグループの一員。経済は地球規模で競争している。当グループ４０００人社員も地域社会で生き残りをかけているので業務に専念してもらいたい」と訓示した。
　また、「それぞれの持ち場で自分の生きる喜び、目標に向かってチャレンジする喜び、課題を完遂する喜びの３つの喜びをラグビーのストラッグル精神で達成してください」と激励した。
　これに対し、新入社員を代表して橋口直人さんが「過去のしがらみにこだわることのない“ゼロベースの思考”で積極チャレンジし、豊かな社会の実現に寄与していく」と宣誓した。

2004/04/02 のニュース

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