4期連続で改善

全業種DI/豊川信金が景況レポート/景気回復すそ野広がる

2014/04/19

 豊川信用金庫(日比嘉男理事長)は今年1~3月期の景況レポートをまとめ、「かわしんレポートふれあい」(4月号)に掲載した。全業種の業況判断指数(DI)はマイナス5・6となり、前期(2013年10~12月)より1・6ポイント上昇して4期連続の改善。製造業ではやや悪化したものの非製造業は大きく改善し、景気回復のすそ野が広がってきた。

 景況レポートは、豊川・豊橋市の中小企業382社を対象に調査。製造業のDIはマイナス8・5で前期比0・6ポイント悪化したが、非製造業ではマイナス3・4で同3・4ポイント改善した。

 製造業では、木材・木製品と輸送用機械器具、金属製品が改善し、一般機械器具・電気機械器具や食料品、非鉄・金属プレス・メッキなどが悪化した。非製造業では、消費増税前の駆け込み需要により消費マインドが回復していることから、サービス業と小売業、不動産業などで改善し、建設業(4・3)では3期連続のプラス圏。一方、卸売業は7・2ポイント悪化してマイナス圏に落ちた。

 来期(4~6月)の見通しDIは、輸出回復への期待は続くものの、消費増税後の反動や輸入物価の上昇により全13業種中9業種で悪化の見通し。全業種でマイナス16・4(当期比10・8ポイント下降)、製造業マイナス13・0(同4・5ポイント下降)、非製造業マイナス19・4(同16・0ポイント下降)を予想している。

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