本社移転統合/関係者ら施設内見学/豊橋
2014/05/13
神事後にあいさつする三浦社長
金属スクラップ回収加工業の紅久商店は、豊橋市花中町にあった本社を同市神野新田町に移転統合させた。12日に同所で新本社工場完成を祝う神事や施設披露会が開かれ、関係者30人が施設内を見学した。
新本社工場は、敷地面積2万1849平方メートルでこれまでより20%拡大。スクラップの月間受け入れ能力も2000トン増の1万5000トンとした。
施設は、近隣への振動や粉じん、騒音を抑える長さ100メートル、高さ10メートルの屋根付きスクラップヤードや、夏の雨天時などにも安全に作業できるように、屋根付きの作業ヤードなどを整備した。
配電盤やモーターなどの非鉄金属などを分別する小型精密シュレッダーや選別機、建設用重機にカッターがついた大型機械くず解体用ジェネシスカッター、放射線検出装置がついたトラックスケールも備えた。
神事終了後、あいさつした三浦圭吾社長は「業務上の効率を図り、小型家電リサイクル法にも対応する施設にして、リサイクルの幅が広がった。一生懸命事業を進めていきたい」と意気込みを話した。