老朽化した『いす』修理

穂の国の森から始まる家づくりの会が出前授業「3Rリボーン運動」大工、左官の実技体験も

2014/07/10

老朽化したいすにニスを塗る生徒ら(豊橋工業高で)

 穂の国の森から始まる家づくりの会(事務局豊川市諏訪西町、伊藤正幸イトコー代表)は9日、豊橋市草間町の豊橋工業高校で出前授業を行った。

 「3Rリボーン運動」と題し、生徒が普段使っているいすの修繕などを指導した。

 建築科3年の計38人が参加。古くなったいすをサンドペーパーで磨いたり、ニスを塗ったりしてよみがえらせた。伊藤代表はじめ同会に所属する建築業の職人など7人が指導に当たった。

 大工や左官の実技体験もあり、生徒らはカンナの使い方や、珪藻土の壁塗りを教わった。伊藤代表は「古いものをよみがえらせて大事に使ってほしい」と話した。

 地元工務店などでつくる同会は、子どもたちに地元木材に親しんでもらおうと、東三河の学校で出前授業を展開している。

 3Rリボーン運動は、教室の壁に奥三河産のスギ板を張る「教室の空気はビタミン材運動」に続く第2弾で、昨年12月に蒲郡市内の高校で初めて実施した。

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