児童ら金融学ぶ

豊川信金／萩小で夏休み講座

2014/08/10

札勘定を練習する児童たち

　豊川信用金庫（半田富男理事長）は豊川市萩小学校で、夏休み講座「キッズマネースクール」を開き、５、６年生の希望者18人が参加した。

　児童たちはお金の大切さや流通するしくみ、金融機関の役割を学び、紙幣の偽造防止技術の観察や模擬紙幣での札勘定などを体験。楽しみながら金融について学習した。

　小学生にも身近なお小遣いを例に、お金がどのように流通し、金融機関がその中で果たしている役割を勉強。また、お金をためることの重要性を理解するため、自分の欲しいものを買うためにはどのぐらいの期間、お小遣いから貯蓄することが必要かを計算した。

　また拡大鏡を利用して紙幣の偽造防止技術を学び、マイクロ文字探しや傾けると浮かび上がる潜像模様、潜像パール模様の観察を行った。模擬紙幣を使用した札勘定の練習では早く正確に数える方法を学んだ。

　１億円分の札束で、１億円の大きさと重さを体感した児童たちからは大きな歓声が上がった。

　同信金は地域貢献活動の一環で、希望に応じて同スクールを開催している。