藤ノ花女子高校マーチングバンド

2004/08/06

世界大会で初優勝を飾った藤ノ花女子高バトン部トールフラッグ出場選手

　藤ノ花女子高校（伊藤邦彦校長）のマーチングバンド部（彦坂芳成総監督、河合千夏部長、46人）が世界大会「ミスダンスドリルチーム国際大会・トールフラッグの部」で優勝し5日、豊橋市役所を訪れ、早川勝市長に報告した。9年ぶり7回目の世界大会出場で、創部以来21年にして初めて快挙を成し遂げた。

　世界大会は今月3日に東京・国立代々木競技場第二体育館で行われ、同校は旗の扱いなどを特徴にしたトールフラッグとコミカルなノヴェルティの2部門に出場し、優勝と準優勝に輝いた。
　トールフラッグには3年、河合部長をリーダーに15人で出場。ディズニー映画「カリブの海賊」をテーマに、大胆な演技を披露した。河合部長は「みんなの気持ちがひとつになった結果」、彦坂総監督は「基本を徹底してやったことが大技を成功させた」と勝因を分析。

　ノヴェルティには2年、近藤恵梨さんをリーダーに13人で出場し、工夫にふんしたコミカルな演技を披露した。

　これまで世界大会で準優勝は２回経験しているが、優勝は初めて。早川市長は「若い人たちがいろんな分野で活躍してくれるのは最高の喜びだ」と賛辞。
　今月28日に豊橋駅デッキで開催する祭典で披露するほか、来月20日の三河大会（豊川）にエキシビション出演する。