豊橋番傘川柳会が色紙展

2004/09/11

川柳を読んで楽しむ人

 東日新聞「こころの句」でおなじみの豊橋番傘川柳会(鈴木如仙会長)による「川柳色紙展」が30日まで、豊橋市神明町の豊橋信用金庫中央支店(白井勝彦支店長)1階ロビーで開かれている。

 今回は、鈴木会長をはじめとする役員や同人、同市郷土文芸や同市民お月見会選者の計12人による色紙12点を展示している。同支店では初めて。

 川柳は作品展のため、各自が色紙に書いたもので、「こっそりと比べる妻と友の妻」「仏壇の花のあえぎを夏ひとり」「こころにはこころで返す私流」「方言で喋るとうまい母の味」「洗うたびシャツはやさしくなってくる」「雄弁が敵でも身方でも恐い」「時々は見ぬ振りをする夫婦愛」など。幅広い作品が並び、訪れた人たちを楽しませている。

 鈴木会長は「今回はそれぞれが自分らしい作品を出しています。面白いだけでなく、川柳そのものの味わいがあります。見て楽しんでください」と話していた。

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