教えて!乳がんのこと 

病中もメイクで元気になる

読者からの質疑応答=(回答) かづきれいこさん

2014/10/20

かづきれいこさん

 質問①/病中に化粧をすると、厚化粧に見えてしまうのはなぜなのでしょうか。また、入院中にメイクをするのはそもそも不謹慎でしょうか。(豊橋市植田町、F・Sさん)

 回答/一概には言えませんが、症状により薬の副作用などでシミやくすみができることで、それを隠すことに特化し、ファンデーションの量が増えることもあるかもしれません。血流マッサージやイエロー系のファンデーションなどで、土台からくすみを解消すると良いでしょう。もしシミなどが気になれば、上からカバーすることも可能です。

 また、入院中のメイクが不謹慎ということはありません。ただ、先生によっては、顔色を見て症状など様子を見られる方もいらっしゃいます。主治医の先生に確認をしてみてください。

    ◇

 質問②/看護師として今後、患者さんとかかわるときに、どのようにリハビリメイクを取り入れていったらいいのでしょうか。まずは何から始めたらいいですか。(豊橋市牛川町、M・Aさん)

 回答/ご自身が施術するという形でなくても、リハビリメイクがあるということを知識としてお持ちいただくだけでも、役に立つと思います。リハビリメイクの適応する症例を少しでも多くご覧ください。

 また、退院間近の患者さまの中で、外観に損傷を負ってしまった方はとくに社会に戻ることに不安も多いので、メイクという手段により元気になる(不安が解消する)ことができるということがわかるだけでも、気持ち的に楽になっていただけると思います。ぜひ伝えていってください。

2014/10/20 のニュース

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