プロサッカーチームに学ぶ/体調管理と栄養学でセミナー/豊橋
2015/04/27
ジュビロ磐田の中馬さんからコンディショニング講座を受ける選手たち
東三河サッカー協会主催の「コンディショニング講座」と「栄養学セミナー」が26日、豊橋市白河町のサーラプラザ豊橋で開かれた。ジュビロ磐田強化部の中馬(ちゅうまん)健太郎さんと管理栄養士が、東三河のトレセン選手13人や保護者に、体調管理や食事法を解説した。
ジュビロ磐田のフィジカルアドバイザーである中馬さんは「自分のからだを知ろう」と題して講演。心拍数が上がる運動などを実践し、コンディションを整えて試合に臨む重要性を説いた。
中馬さんは呼吸の仕組みを説明。脳や筋肉に多くの血液と酸素が運ばれることで持久力が向上することを解説した。現代サッカーに求められる運動量の多い選手となるため「意識の高い練習を積めば、必然的に効果的なフィジカルトレーニングとなる。日ごろの努力が大事」と呼びかけた。
明治の中部支社で管理栄養士を務める徳永恵子さんは、ジュニア選手の食事をテーマとした講座を実施。試合前や練習後にふさわしい食事内容を具体的に紹介し、サプリメントを取り入れる効果も説明した。