2001/10/23
路上で車イスを体験する生徒たち
藤ノ花女子高校(伊藤邦彦校長)は22日生活情報科特別授業「第15回 家庭看護・福祉」」講座を体育館などで開いた。
車いすの基本的操作方法の習得と体験学習をテーマに、ボランティアグループ・東三河人にやさしい街作りアドバイザーグループの柳原伸行会長をはじめ、同グループのアドバイザーや豊橋市建築部の職員などが講師となって実施した。
車イスの操作などの説明に続き、学校周辺の路上で実際に車イスに乗って体験実習を行った。道路の段差、自動販売機や公衆電話など車イスの人たちの苦労を体感。またグループ討論では「車イスは介助する側される側も細かい気配りが必要」「目線が低くなることで普段気付かない不自由なことが多い」などの意見が上げられ、住みよい街づくりについて話し合った。