出展ブースに1600人

「プロファーム」などPR/「アグロ・イノベーション」でトヨハシ種苗

2015/11/28

多くの人でにぎわう会場

 トヨハシ種苗(川西裕康社長)は、18日から3日間にわたって東京ビックサイトの東5・6ホールで開かれた、農業生産と青果物流技術の専門展示会「アグロ・イノベーション2015」(日本能率協会主催)に出展。自社開発システムや商品を通じて、同社の取り組みを来場者らに紹介した。

 同イベントに出展するのは今年で4回目。今回初めて社内公募で同イベントの準備運営チームを作り、若手を中心に職種・部署さまざまな社員16人が携わり準備を進めてきた。

 同会場では、農業における革新的、先進的な取り組みを紹介する企業・団体80ブース以上が出展する中、同社ブースでも、約2年前に自動車部品メーカーのデンソーと共同開発した空調システム「プロファーム」の紹介を中心に、ココピートを使った隔離栽培「ココバッグ」などを展示。人目を引く展示と応対する社員らの赤いポロシャツ姿も功を奏し、昨年よりも100人以上多い1600人程度が同社ブースに立ち寄った(同社調べ)。

 「イベント自体の来場者数が昨年よりも1000人程度減少しているにもかかわらず、当社ブースの来場者が増えたことは、イベント出展への成果とプロファームの認知度の高まりを実感する。これをきっかけに研究農場の見学など具体的な動きが出てくれば」と、同社では今後の新たなビジネスの展開に期待している。

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